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『十』スペシャルインタビュー <前編>

今春予定していた「中村一義 ”十” acoustic Live tour 2020」が開催延期(後日開催中止)直後に
レコーディングスタジオ100st.にて行われたスペシャルインタビューを抜粋して掲載いたします。

「最果てにて 〜 十 Holy Lights 〜」も開催するスタジオにて
中村一義はどんな想いでニューアルバム『十』を作り上げたのか、ぜひご覧ください。

インタビュアー:渡辺大介

【インタビュー後編はこちら】


−ーー 今回、10枚目のアルバムと言いつつ、実質的な「中村一義」のアルバムとしては、
実は、『ERA』以来のアルバムじゃないかと思っているのですが?

●中村 そう!バンド組んでみるとか、コンセプトを立ててみるとか。
バンドでコンセプトアルバム作ってみるとか、ライブアルバム作ってみるとか、
そういうトライアルがあるからね。
それもアルバムの一つだから、10枚っていうものがかかっているけど、
中村一義の頭の「“脳みそ”アルバム」としては
『金字塔』『太陽』『ERA』、『100s』はライブを想定しての実質100sの1stアルバムだし、
『対音楽』はベートーベンのコンセプトがあったから…。
そうだね『ERA』以来かも。リスナーには待ってもらってたみたいでありがたいすね。


−−− 「十」(アルバム同タイトル曲)の「どうなるのかなど〜」の
くだりの歌詞の意味をいろいろ想像したんですが…。

●中村 イメージしたものって強いじゃない?…まぁ、分かる人だけ分かればばいいし、
何より正解はひとつじゃない。
“我が”からイメージしたものって強いから忘れないし、そっちの方がいいと思うんだけど、
一つだけ言うとしたら、やっぱり、人間として生まれたんだから、
人間を諦めないでほしいってことだよね。
だって、今まで人間が頭で考えてきたことや培ってきたものっていうのを
今AIとかにやらせてんだよ?じゃ、今度、人間は何すんの?って。



●中村 それで(新型)コロナとかきちゃってさ、人間こんなに荒れちゃって。
それも、全世界的にパンデミックだよ?
この歌詞を書いた後、そんなことになっちゃうのを目の当たりにしたら、
なんかの予言だったのかなって思っちゃったよ。…コワイ、コワイ(苦笑)!
でも、ずっとやってきたのはそういうことだから。
バン!って頭の中のイメージが弾ける時があって。「え、こんなことが起こるの?」って思って。
で、実際1年後にこんなことが起こってるし…ってことが今までも繰り返しあったから。

−−− 「こうなるとか〜」「どうなるとか〜」などの解釈って自分の頭の中でもものすごく考えました。
「どうなるのかだろ?」っていうのは、自分がどうしていくのかだろ?って。
「コワイ、コワイ。」があって、どうするかって自分で決めてやってかないといけないのは、
やっぱ怖いですよ。…そのあと何度も聴いて、
“あれ、もしかしたら、なんか違うかな?”って感じたんですけど(笑)。

●中村 操られてやったことに対しての結果がこうですよって突きつけられるのはやっぱり怖いよね。
それに、いろんな解釈があっていいのだ!どれも正解だから。

−−− あと、「コワイ、コワイ。」が一瞬、「コイワ、コイワ。」に見えたり。
中村さんの地元が小岩ということで(笑)

●中村 これだけは言える!それはない(笑)!けど、そうやって聴く人それぞれが受け取るのも面白いよね。
あえて、幾重にも聞こえる…ワン・ワードにおけるミーニングを5個も6個も重ねて…
ってしておくと、イメージが広がるし、どうにでも取れて、思いもよらないことや、
その瞬間は分からないってことにも後に向き合えたりする。
「十」もそうじゃん。いろんなことを連想させるから。

【後編に続く】


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