『中村語録』とは、2002年に行われた“博愛博ツアー”の会場で販売された中村一義のパーソナルブック。中村一義に多大な影響を与えた、今は亡き祖父・中村二郎のモノローグと、中村一義と祖父、祖母の中村家お茶の間での鼎談による二部構成、全100ページのテキストです。

※復刊にあたり、未収録モノローグ追加が決定！

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デビュー前から僕は毎晩のようにお茶の間でおじいちゃんと話をしていて、社会的なことや哲学的なこと全てを教わったんです。それが僕の歌詞になっています。だから、僕の音楽のほとんどに、「おじいちゃんイズム」というものが注入されています。その辺の話を、僕以外の人にも聞いてもらいたいと思っていました。おじいちゃんは世の中には出て行かない人なんで
（「中村語録」前書きより―――中村一義）

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【目次】

■はじめに　中村一義

■第一部　中村二郎モノローグ

　　1　ロック

　　2　ビートルズ

　　3　満州

　　4　ベートーベン

　　5　シューベルト

　　6　人生

　　7　日本

　　8　カズの音楽

■第二部　中村家　お茶の間　中村二郎　中村安子　中村一義

　　博愛とは

　　ろくでもねぇ奴

　　心が通じる女がいい

　　山に登る

　　ラッパも吹く

■追録

全108ページ